沖縄県にはお正月におせち料理を食べる風習が元々ありません。
だから、いまでもおせち料理は少数派といえます。
重箱料理はありますがちょっと違うもの。
全国で夏やお盆にいただく夏おせちがあまり受け入れられなかったのと同様、暖かい土地とおせち料理はマッチしにくいのかもしれません。
沖縄でお正月にパッと食卓を華やかにする料理といえば、大皿の家庭料理やオードブルでしょうか。
沖縄のお正月料理は具体的には、田芋田楽・ミミガー刺身・クーブイリチー・ラフテー・花いか・昆布巻（白身魚）・中身汁・イナムドゥチ・三枚肉・てんぷら・かまぼこ・ジューシーなどなど。
田芋は数がいっぱい採れるので、子孫繁栄の意味をこめてお正月に食べるのですね。
餅より豚肉のほうが多いくらい、普段よりも豚肉を食べるのではないでしょうか。
泡盛にオリオンビールで大宴会！けっこうカロリー高い！
もちろん沖縄でも本土のおせち料理をお取り寄せすることはできます。
インターネット通販で、大手通販サイトや大手百貨店サイトを利用して注文すればＯＫ。
塩分カロリー控えめの薄味おせちでお正月を迎えるのもいいのではないでしょうか。
ただし、沖縄と離島は送料アップだったり、沖縄と離島は配送できないといったショップもありますので、ご注文の際には必ず配送可能地域をお確かめください。
ちなみに博多久松のおせちは沖縄へも配達できますし、離島もＯＫ。
ただし配送料が無料ではなくなりますので、注文前にご確認ください...。
長崎県生月島は昔はクジラの捕鯨地。東彼杵は水揚げされる港。
長崎県民の海外に向いた県民性もあり、お正月にはクジラなど大きいものを食べる習慣があります。クジラは湯引きやなますが好まれます。お正月だけでなく、一年を通してくじらの消費量は全国でもトップクラス。
大きくはありませんが、「なまこ」も欠かせませんね。
なまこがめでたいのは米俵に似ているからだとか。
さて、長崎県でお重に盛りつけられた売り物のおせち料理を買うには、たとえば、「長崎浜屋」「大丸」「イオン長崎各店」などでしょうか。
【長崎浜屋のおせち】
浜屋のおせちは地元長崎のお店やホテルのおせちが中心となっています。
浜屋の地下1階にお店がある「吉宗（よっそう）」「平野屋」のおせちを始めとして、「中の茶屋 重籠」「卓袱料理 山ぐち」「料亭 坂本屋」「割烹 こじま」「矢太樓（やたろう）」「日本料理 更紗」「長崎インターナショナルホテル」などのおせち料理がカタログに並びます。
長崎らしいおせちを注文するなら長崎浜屋はいいですね。長崎浜屋の公式サイト
大分県ではお正月になる前に、大晦日の夕御飯からおせちを食べ始めるというご家庭も多いようです。
勢い余ると元旦の朝にはもうおせちが無い！ということも起こりがち。
大分県で市販のおせちを買うとすると、たとえば「トキハ本店」「トキハ別府店」「わさだタウン」「フォーラス」「イオンパークプレイス大分店」などでしょうか。
大分サティはなくなりましたね。
もちろんインターネット通販を利用すれば、大手百貨店や大手通販サイトを介して、どんなおせち料理でもお取り寄せすることができます。やはり京都のおせちがあいかわらず人気がありますね。
また商売人気質の福岡博多のおせち料理は全国的にもずいぶんと流通していて人気もあります。
通販のおせち、一度も試したことのない方はぜひお試しください。
近年は冷凍の技術がたいへん進歩していますので、ゆっくり解凍するだけで、ほぼ作りたてに近い食感が甦ります。
ですので、家庭で作るおせち料理よりもさらに塩分控えめでからだにもやさしいものが主流になっています。
